吹田市

イオンデポジットの段階であれば、除去剤を使って自分で対処するのも可能かもしれません。しかしウォータースポットにまで悪化している状態であれば、業者に依頼すべきです。イオンデポジットのように塗装の表面への施工なら素人でも対処できます。しかしウォータースポットのように塗装内部にまで寝食していると、溶剤や研磨の工程が必要になるからです。専門的な技術や設備がどうしても必要です。

研磨する場合、ウォータースポットの状態に合わせて研磨剤や温度などを調整しなければなりません。また研磨をやりすぎると逆に傷つけてしまうので、絶妙なバランスが要求されます。やはり経験豊富なプロに任せるのが無難でしょう。

業者に依頼した場合の相場は？

ウォータースポットの修繕を業者に依頼した場合、費用がどのくらいかかるかはやはり気になるところでしょう。車種やウォータースポットの範囲によって変わってきますが、おおよそ3～10万円といったところが相場だと思ってください。

業者を選ぶ際には、金額だけでなく実績も確認しましょう。実績が十分でないとウォータースポット対策のノウハウもあまりないので、満足できる仕上がりにならないかもしれません。結局カーコーティングやり直しの憂き目にあいます。口コミでの評価なども確認し、顧客満足度の高い業者に依頼しましょう。

ウォータースポットを作らないための対策

ウォータースポットを予防するためには、こまめに洗車するのが基本です。雨に濡れてしまったのであれば、極力早めに洗車を行うことが大切です。また鳥の糞や木の実がボディに付着したら、なるべく早く洗車してください。とくに鳥のフンは強酸性と言われているので、放置すると塗装面を酸化させ、劣化させかねません。

またワイパーを使用するときにウォッシャー液を使っているのであれば、その使用頻度を抑えてください。ウォッシャー液には洗剤が入っていて、水分が蒸発するとイオンデポジットを引き起こしてしまうからです。もしガラス面の水垢が気になっているのであれば、マイクロファイバークロスなどで拭き取るように心がけましょう。